日本女子フットサルリーグ

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日本女子フットサルリーグ2017 第6節記者会見コメント

7月22日(土)に神戸市立中央体育館(兵庫県神戸市)にて開催した、日本女子フットサルリーグ2017 第6節の監督・キャプテンのコメントを掲載します。
 
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【齋藤 九 監督/ユニアオレディース】
「前節もアルコイリスに大敗して、今回上位のチームのサイコロと戦うということで、改めてこの期間にチームのプレーモデルといったものをある程度明確にし直して挑んだ一戦でした。前半特に、自分たちのいいところも出ていたゲームだっただけに、非常に悔しい敗戦となりました。後半サイコロが強いということは、今までのリーグ戦の結果や今までのすべての結果において強さを見せていたので、十分警戒はしていたんですけれども、やはり自分たちのミスをつけ込まれて結果5―1で敗戦となりました。本当に、とても悔しい敗戦になりました。
 
【巽 由香利 選手/ユニアオレディース】
「今年に入ってからの全国リーグは、丸岡とアルコイリスに大量失点という形で負けてしまっていて、去年の結果と比べると、今回のサイコロとの試合は去年も0―6で負けていましたので、今年はどうなってしまうんだろうっていう思いがありました。ただ、練習の中でもやれない部分はないはずだ、と信じて練習をしてきました。先週の大敗からの今週なので、練習としては何か変えることができるわけではなかったですが、『みんなでしっかり自分たちを出し切って戦おう』という話を道中でも宿でも話しましたので、そういった意味では今日の試合は、自分たちの持っている力をしっかり出し切ったことになる試合だったと思います。その中でのこの点差での敗戦なので、自分たちはもっと得点力を上げなくてはいけないですし、守備のところでもチームとしての守備でズレが生じてしまったり、個の守備でも力不足な面はいっぱいあると思います。そこをしっかりトレーニングして、戦えるようなチームになっていきたいと思います」
 
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【小野 直樹 監督/さいたまサイコロ】
「今日の試合も含めてふたつ、絶対に勝っていかないとプレーオフの権利がないので、まずは勝利にこだわるということと、ユニアオが前節大差で負けてしまったので、そういった試合の次の試合は相当気合も入れてくるし、どちらにとっても簡単な試合にはならないよ、と話して臨んだ試合でした。正にその通りで、ボールへのプレッシャーやゴール前の体を入れたディフェンスで、前半ゴールを割ることができなくて、その内こちらの方がだんだんバランスを崩して、相手にビッグチャンスを与えてしまったり、という展開でした。やろうとしていることは、いつもと同じだったんですけど、連戦の疲れ、普段と違う環境、アルコイリスが負けないと思ってやっているかどうかは分からないですが、サイコロらしさが出せなかった前半だったかな、と思います。僕の中ではハーフタイムが重要ということがあって、ハーフタイムに入るまでは自分自身がすごくイライラしていました。腸が煮えくり変えるような、”ほら見ろ”といった感じだったのですが、それを彼女たちにぶつけても絶対良くはならないので、『こういう試合もフットサルではよくあるよ』『自分たちでイライラしないで、戦術的にこういうところをこういう風にしよう』『とにかく我慢強くやろう』というような話をして、それが彼女たちに伝わったのか分かりませんが、後半はいつものうちらしいスタイルに戻って、早い時間に点数も取れて、よかったなとは思います。ただ、パワープレーに出てこられたときのディフェンスの混乱だったりは、まだこれから修正しなくてはいけないと思います。今日の試合は、勝って次に繋げるということがすごく大事だったので、そういう意味では彼女たちもすごく苦しかった前半を自分たちの力でうまく乗り越えて、後半は地力を出してくれたな、と選手に本当に感謝しています」
 
【高橋 彩子 選手/さいたまサイコロ】
「前半はバランスが悪かったり、距離が遠かったりというので、自分たちがやりたいフットサルができない中で、焦りもあったと思うし、簡単なミスで向こうにビッグチャンスを与えてしまって、ずっとリズムが悪いままだったかな、という印象です。後半に入ってうまく間を使ってゴール前に進めることが多くなって、いい時間帯に点が入ったので、そこからは落ち着いてできるようになったと思うんですけど、パワープレーをされて少し混乱したところもあったと思います。結果、勝てばいい、というところもあったし、次に繋がる試合だったかなという風に思います」
 
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【米川 正夫 監督/バルドラール浦安ラス・ボニータス】
「怪我人だったり、コンディション不良だったりで、メンバー的にもきつい部分もあって、相手の選手の特徴なりを色々考えて、自分たちは低い位置からディフェンスをスタートするという形を選んだんですけど、セットプレーからの流れでカウンターで早々に入ってしまって、0―0の時間帯をいかに長くするかというところからの戦略だったので、それが早々に崩れてしまったというところで厳しいゲームになったな、と。前半は人数的な部分もあってハーフのままで我慢して、途中も見ながらも考えていたんですけど、どれもこれもうまくいかないな、というのが正直なところです。逆に後半は、点差も開いたので開き直って、前からプレッシングを掛けて追いつくってところまでの流れはよかったと思うんですけど、カウンターで2点取られて最後は力尽きたな、と。結果はなかなか良くはないとは思いますけど、自分たちが相手に対してどういうことをやろうか、ということに関してはそんなに問題はないかな、というところもあるし、何がよくて何が悪いかっていうところをしっかり見極められればチームは成長すると思います。何もないところに対して選手をなんとなく出すっていうのではなく、相手がどうだからどうするとか、細かいところを自分たちは突き詰めていきたいな、と思っているので、こういう作業の繰り返しでシーズン最後により良いチームになっていればいいなと思います」
 
【田中 千尋 選手/バルドラール浦安ラス・ボニータス】
「監督も言ったとおり、最初引いてディフェンスをしよう、という中で開始早々に失点してしまった、ということがまず、自分たちがやろうとしていることを最初から崩されてしまい、そのままの流れで失点して、折り返しまでに2点差がついてしまいました。その中で後半、同点までいったところはよかったと思いますけど、同点の時間というのを長くして自分たちの流れのまま追加点を奪えないというところが、まだまだだったなとと思います。どれだけ色々な戦術があって、色々なことができたとしても、結果として勝てなかったら意味がないと思うので、シーズンの最後に成長して勝って終われるように、これからまだまだ積み重ねていきたいなと思います」
 
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【田中 悦博 監督/丸岡RUCK】
「日本女子リーグをやっていてよかったな、というのが今日の感想です。短い時間に相手のセットプレーを研究したり、選手も、自分も、どうしたら強くなれるかということをしっかり考えて、この対戦に臨みました。さすがに4―1から後半3点差を追いつかれた時は、あれだけ対策を練ってきたセットプレーにまたハマって、失点して、どうなることかと思ったんですが、今日はエースの北川(夏奈選手)に、本当に感謝しています。左サイドを突破して、(相手の)17番の池田選手を引きずりながらドリブルして決めた、と。あのシーンは本当に、これから世界に挑戦していく上でもああいうプレーは人を勇気づけるな、と思いました。関東のチームは諦めない、本当に素晴らしいチームで、今日勝ててよかったな、と思います。最終のアルコイリス戦ですが、地元の応援を力にして、ぜひリーグ戦を1位で勝ち抜きたいと思います。今日はありがとうございました」
 
【浅野 樹 選手/丸岡RUCK】
試合のいい時間帯に、いい形で点数が入って、RUCKの勢いのまま先制点を取れたのがすごくよかったです。ただ、試合の後半、残り10分までに3失点してしまって、同点になって、(同点に追いつかれた)府中戦やサイコロ戦を思い出して、またこんな感じなのかな、と思ったんですけど、そこでみんな気持ちを切り替えてエースの北川夏奈選手が得点を決めてくれて、勝ち切ることができてよかったと思います。次はアルコイリス戦ですが、田中監督も言ったように地元開催なので、たくさんの方が応援に来てくれると思います。それを力に変えて、絶対に勝ちたいと思います」
 
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【菅野 大祐 監督/エスポラーダ北海道イルネーヴェ】
「まず今節は、うちのチームの最後の試合ということで、今回全国リーグに参戦でき、このリーグに関しては集大成ということで、少しずつやれること、自信になっていることというのが、どこまでアルコイリス相手に通用するのか、またチャレンジできるのか、目標を持って、選手たちに伝えて、チャレンジした試合でした。本当に現実を突きつけられたな、というのが率直な感想です。もちろんアルコイリス相手に、自分たちもディフェンスの意識の修正というところで、どういう風に守るのか、チャンスを広げていくのか、取り組んできた1週間だったんですが、そのさらに上をいくアルコイリスの攻撃力を、止めることができませんでした。またファーストプレスが強いということも、スカウティングの中では重々承知はしていたんですが、ファーストラインの突破というところでも、まだまだ不足しているのが現状で、一番いい課題をしっかりと見せつけていただいたな、という率直な感想です」
 
【石戸谷 さつき 選手/エスポラーダ北海道イルネーヴェ】
「今日が(今季リーグ戦の)最後の試合で、これだけの点数の差をつけられたというところでは正直とても…。ちょっと言葉にならないのですが、悔しいともちょっと違った気持ちで、落ち込むというか、そういった気持ちがあります。相手のプレスもすごく速くて、自分たちがやろうとしていたフットサルができなかった、というのはあったと思います。イルネーヴェを応援してくださっている方々には、申し訳ない試合だったなと思います」
 
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【小屋 幸栄 監督/アルコイリス神戸】
「まず始めに、神戸でリーグ戦が開催できたということは、すごくよかったなと思います。お客さまも約1000人弱来ていただいて、本当に力になりましたし、今後の女子フットサルを考えていく上で、非常にいい経験ができたな、と思いました。ありがとうございました」
 
【関灘 美那子 選手/アルコイリス神戸】
「監督も言ったように、1000人弱の人に入ってもらえたというのはすごく嬉しかったです。また、ダンサーの方や、ボールパーソンの高校生、地元、神戸の人たちの協力のおかげでこうやって開催できたことを嬉しく思うし、その中でいい結果が出せたのは本当によかったなと思います」

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