日本女子フットサルリーグ

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【日本代表】新監督の元、トレーニングキャンプ全日程を終了

11月25日(木)から4日間にわたり千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドで行われたフットサル日本女子代表候補合宿は、28日(日)に全日程を終えました。女子Fリーグ所属各選手のコメントを紹介します。
 
【初日コメント】
池内天紀選手/福井丸岡ラック

 
-須賀監督の就任を聞いたときの感想を教えてください。
「新しい日本代表でプレーできることを、すごく楽しみにしていました。須賀監督は明るい方で、私たちとすごくコミュニケーションを取ってくださるので、親しみやすく相談しやすい環境でした」
 
-初日に須賀監督からのメッセージはありましたか? また、木暮前監督との違いを感じたことがあれば教えてください。
「トレーニングでは「ピヴォと目を合わせる」ということで、目を合わせてどんなタイミングでもピヴォにしっかりと当てて速く前進するというテーマに取り組みました。まずはピヴォに当てるということは木暮監督のときから変わらないのですが、形はあっても自分の個性や持っているものを大事にしようというところに違いがありました」
 
-新しい代表チームでは池内選手はどのような存在や役割になっていきたいですか?
「まだ選ばれてから日が浅いので、もっと自分から食らいついていきたいです。上の先輩方を追い抜くぐらいに自分をアピールしていけたらと思います」
 
-ピヴォに当てるトレーニングを開始したとのことですが、トレーニング前のミーティングではプレーモデルに対する指示などはありましたか?
「細かいところまではまだありませんが、チームとしてゲームを支配するという話がありました。攻守とトランジションにおいて、守備なら相手がボールを持ちたくないくらいのプレスをかけるなどをして、ゲームを支配していくという話でした」
 
-WEリーグも開幕して、女子のフットボールに対する注目が集まっていると思います。池内選手から見た女子フットサルの魅力を教えてください。
「今、女子フットサルも女子サッカーも普及のためにがんばっていると思います。もっとみんなに見てもらえるように発信をするなど選手たちもがんばっています。女子フットサルは女性ならではの繊細なボールの繋ぎや女子だけど力強いプレーに注目してほしいです。フットサル全体では展開が早いところが一番の魅力だと思います。攻守の切り替えや点の取り合いを見てほしいと思っています」
 
斉下遼音選手/立川・府中アスレティックFCレディース
 
-須賀監督とは初対面だったと思いますが、どのような印象を持ったか教えてください。
「選手とのコミュニケーションを大切にしてくれて、思っていたイメージとは違い柔らかい感じだったのでとてもいい雰囲気でした」
 
-ピヴォを使った練習をしたのとこですが、ピヴォの斉下選手は戦術や目指すものを感じていかがでしたか?
「木暮監督の時に参加した前回の合宿での戦術もありつつ、新しい須賀監督の色を混ぜたようなセットプレーやピヴォ当ての方法がありました。初めて組むセットのメンバーとコミュニケーションを取り、いい雰囲気で練習ができたと思います」
 
-代表チームの中で若いほうだと思いますが、これから須賀監督の元でどのような役割を担っていきたいと思いますか?
「チームのピンチの時に点を取れるピヴォになりたいと思っています。日本で一番点が取れるピヴォになりたいです」
 
-プレーモデルに対するミーティングがあったとのことですが、前回と今回で監督が変わったことで斉下選手自身の気持ちも変化がありましたか?
「前回は自分以外の選手は一度は木暮監督の元で呼ばれていたので、その中では戦術理解度が足りていないと思いました。今回、プレーモデルは大きくは変わっていませんが、みんなも新しい気持ちで入ることができていたので自分もいい波に乗れて心機一転、いいスタートを切ることができています」
 
-トレーニングキャンプの意気込みを教えてください。
「自分自身の今シーズンの目標は、得点力を上げることです。その点でもいい機会を与えてもらったので、とても上手な選手たちの中でたくさんのことを吸収して、もっともっと成長して女子Fリーグで大暴れできるようにしていきたいと思います」
 
-WEリーグも開幕して、女子のフットボールに対する注目が集まっていると思います。池内選手から見た女子フットサルの魅力を教えてください。
「フットサルはサッカーと比べて展開が早く、初めて見る人にもおもしろさが伝わりやすいスポーツだと思います。その中で一人ひとりの技術や点がたくさん入る展開の臨場感や勢いを伝えていけたらと思っています」
 
【最終日コメント】
江口未珂選手/SWHレディース西宮
 
-数々の個人賞も受賞しているベテランの江口選手ですが、須賀監督が就任したトレーニングキャンプで新たな気づきや変化を感じたことがあれば教えてください。
「コンセプトは大きく変わらないのですが、監督の盛り上げ方や指示が前監督とは違うのでそういった部分で刺激を受けています」
 
-所属チームの西宮は現在首位を独走していますが、初優勝に向け、代表活動で得た刺激をどのように持ち帰って還元したいですか?
「所属チームと代表ではゲームの作り方がまったく違います。ですが、今回西宮から代表候補に選出されている選手の人数も多いので、チームで行っていることを続けながら、代表でも組んだセットで試合に出たときには今回の活動を得たことを出せるのではないかと思います」
 
-チームコンセプトには大きな違いはないとのことでしたが、江口選手から見て木暮前監督と須賀監督のプレー面以外での違いはありますか?
「木暮監督のとはグループでの面談のときなどに主にフットサルの話をしていましたが、須賀監督は初めてということもあり、お互いの人間性を知る機会がありました。なので初対面だったけど、すんなりと距離感が近くなった印象があります」
 
勝俣里穗選手/フウガドールすみだレディース
 
-勝俣選手にとって、(Fリーグ・フウガドールすみだの監督を長く務めていたため)よく知った存在である須賀監督が新監督となりました。率直な感想はいかがでしょうか。
「長いつき合いなので、日本代表として同じチームで活動できることをうれしく思っていますし、楽しみです」
 
-プレーモデルについて感じる変化はありますか?
「今まで木暮監督が行ってきたことがベースになっていて、そこまで大きな違いはないと思います。ですが、須賀監督に変わって初めての合宿だったのでよりシンプルに自分の個性を出せるようなトレーニングでした」
 
-2018年の悔しさ(AFC女子フットサル選手権タイ2018 準優勝)を知る勝俣選手は早く大会に出たいという気持ちがあると思います。今後チームが主役になっていくためにどのようなことが必要だと思いますか?
「2018年は準優勝で終わり、2020年にAFCがある予定でしたが、長引いてしまっています。次の大会では絶対に優勝するという気持ちで日々取り組んでいますが、2018年を経験したメンバーもまだ現役を続けていますし、次の世代にそういった気持ちをもっと示していかなくてはいけないと感じています。個人ではピッチで勝負にこだわるところを示していければと思っていますし、強い相手にゴールで迫っていくことが大事だと感じています」
 
-須賀監督はほとんどの選手が初対面とのことでしたが、トレーニングではクラブで面識のあった勝俣選手が監督とコミュニケーションを取っている姿が見えました。監督とはどのようなお話をされましたか?
「みんな初対面だったので、須賀監督も選手たちも様子を窺っている部分がありました。その間の役割をできればと思い、須賀監督とコミュニケーションを取り選手たちの気持ちを伝えたり、選手たちには須賀監督はこういった性格だからこうやって盛り上げていこう、といった話ができています」
 
-須賀監督は初日に今回の合宿で攻撃、守備、攻から守、守から攻とフットサルの局面に触れたいというお話をされていましたが、トレーニングではすべてに触れた印象でしょうか?
「攻撃と守備には触れましたが、トランジション局面は選手たちの疲労度も考えて実際にプレーはせず、映像で確認をしました。すべての局面においてのプレーモデルについては話をしました」
 
-大きくプレーモデルの変化はないとのことですが、新監督の元で新たな刺激を受け、クラブに戻ってからはそのように還元していきたいですか?
「すみだからは今回3人選ばれているので、その3人が積極的に「代表はこういったモデルでやっていく」ということを話したいと思います。須賀監督は個人のタレントを尊重しているのでチームでも役割をはっきりとさせ、その中でみんなが一人ひとりの個性を発揮できるような雰囲気づくりをしていきたいと思います」
 
玉川華帆選手/フウガドールすみだレディース
 
-昨年17歳で初招集をされましたが、この1年でご自身が変化した、進化したと思うところがあれば教えてください。
「左サイドでのドリブルが得意なので、それを誰にでも通用できるように磨いてきました」
 
-初招集の際に「1対1で仕掛けることが得意で、前を向いてプレーすることを期待されている」というお話をされていましたが、そういったところはさらに磨きはかかっていますか?
「はい、かかっています」
 
-では、元々持っていた強みのほかにプラスして得たことはありますか?
「私はうまくいかないと落ち込んでしまうタイプなんですが、自分に自信を持って失敗しても堂々と何度でもチャレンジすることを意識しました」
 
-フウガドールすみだ所属としてよく知る須賀監督が代表監督に就任しましたが、率直な印象を教えてください
「自信を持ってプレーをしていいよ、もっと仕掛けていいよ、とたくさん教えてもらえるので、安心してプレーしています」
 
-中学生の頃からフットサルをプレーして代表まで登りつめました。フットサルプロパーの選手として注目をされていると思いますが、代表での意気込みを教えてください
「年齢が一番下なので、上のベテランの方たちに食らいついていき、負けないようにがんばりたいです」
 
フットサル日本女子代表の情報は公益財団法人日本サッカー協会公式サイト

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