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【JFA女子サッカーデー企画 #2】鈴木理事&佐藤選手(神戸)&林選手(丸岡)が対談!〜子育て女子フットサル選手のイマ×ミライ〜

  • カテゴリ:その他
  • 配信日:2026/03/10

JFA女子サッカーデー2

 

サッカーに関わるすべての女性が輝く日にしたい。
そんな思いから3月8日国際女性デーに「JFA女子サッカーデー」と題し、一般社団法人日本フットサルトップリーグ(以下、「Fリーグ」「女子Fリーグ」)では、Jリーグ、WEリーグなどともにこの活動に賛同しています。
JFA女子サッカーデー」とは:
https://www.jfa.jp/women/womensfootballday2026/
special_womensfootballday2026_1440-550_pc

 

 この活動を知っていただくため今年は「子育て女子フットサル選手」をテーマに、一般社団法人日本フットサルトップリーグ 鈴木万紀子理事、林 笑選手(福井丸岡ラック)、佐藤 麻陽選手(アルコ神戸)にご参加いただき、選手と育児の両立や今後のご自身のキャリア、将来の女子フットサル選手へ向けて実体験・考えを「イマ×ミライ」という形で語っていただきました。

第一回はこちら
https://w-fleague.jp/news/?p=9442

 

【プロフィール】

・鈴木万紀子 :一般社団法人日本フットサルトップリーグ理事
https://kanoacrew.co.jp/

・林 笑 選手|福井丸岡ラック
https://ruck-fukui.com/

・佐藤 麻陽 選手|アルコ神戸
https://arco-kobe.com/

 

〜第2回:女子フットサル選手としての「ミライ」〜

 

①子ども、自身がイマ夢中なことは

林選手「子どもはおおままごとや人形あそびなどごっこ遊びに夢中になっています。公園などに連れて行くと、一緒にボールを蹴ることもあるので、フットサルのことが気になっているのかもしれません。また、好きなアーティストの曲を車の中で一緒に聞いたり、ライブにも一緒に行ったりします。選手活動もしながらも自分のプライベートも充実するようにしていますね。」

 

 佐藤選手「子どもは、元フットサル日本女子代表 若林エリコーチが指導しているアルコのスクールに通っていて、「アセンダ(アルコ神戸の下部組織)に入ったら、1年でトップに昇格して、日本代表になる」という目標をノートに書いています。練習後や帰宅後もボールを蹴ったり、筋トレ用具で“なんちゃって筋トレ”をしてみたりして頑張っています。私自身は、アスリートのセカンドキャリアについて考えていたときに、淡路島の農業関係者と知り合う機会があり、体力のあるアスリートと人手不足の農業とを掛け合わせることや、引退したアスリートが作ったバナナを現役アスリートに提供することなど、アスリートならではの体力を生かした農業への貢献を検討しています。子どもにも食育の一環で農業を実際に体験させて、食とアスリートのつながりを大切にするようにしています。」

 

②子どものミライについて

林選手「子どもには本人がしたいことを見つけてもらいたいと思いつつも、できればスポーツはやってほしいと思っています。一緒に過ごしていて足が速いなと感じたり、よくキャッチボールやボールを蹴ったりするので、さまざまな競技に触れて、その中から自分のしたいことを見つけてくれたら良いなと願っています。」

林笑提供

 

 佐藤選手「今は、「フットサルがやりたい!」と言ってくれていますが、何か夢中になれるものを一つ見つけてほしいと願っています。このままフットサルを続けていくのであれば、自分が叶えられなかったワールドカップ出場や海外挑戦などチャレンジできるような子になってほしいなと思っています。」

 

③自身のミライについて

林選手「いずれ2人目の子どもが欲しいなと考えているので、そのタイミングが来るまではできるだけ長く選手生活を続けられればいいなと思っています。ママになってもフットサルをプレーできる姿を見せることで、ミライの女子フットサル選手に憧れられるようなプレーヤーになることが目標です。セカンドキャリアについては、フットサルくらい夢中になれるものが見つかればいいなと思っています。」

 

佐藤選手「今、働いている会社が、ホームゲームになると会場へ足を熱心に運んでくれるアットホームな会社なので、まずは恩返しをしたいなという気持ちがあります。もう一つは、先ほども述べさせていただいた淡路島でのバナナ栽培についてです。2~3年前から元所属チームのチームメイトと、農業の現状と人手不足に驚き、農業を手伝っていく中で、バナナ栽培プロジェクトが夢となっていきました。ゆくゆくは淡路島初・バナナとして、いろいろなアスリートに栽培したバナナを食べてもらうのが願いです。 現在、メンタルトレーナーの資格を保有していて、自分の選手生活の中で長く続けていくためにはメンタルと栄養はすごく大事だなと実感して過ごしてきました。メンタルと栄養のサポートを通じてフットサル界に関わっていきたいと考えています。」

さとまよさん修正

④女子フットサルのミライについて

林選手「女子フットサルはまだ知名度が高くなく、積極的な情報発信が重要だと考えています。将来、何歳になってもフットサルができるというところを、自身が選手生活を長く続けていくことで、フットサル発展に貢献していきたいと考えています。」

 

佐藤選手「昔、代表活動をしていたころに比べると、最近はワールドカップが初開催されたり、国際試合が増えてきているものの、今年ワールドカップに出場した選手から「世界のトップであるブラジルとの差はまだ大きい」と聞いたので、さらなる代表活動や海外挑戦の選手の増加など、日本の女子フットサル全体で取り組みを強化する必要があると考えています。」

鈴木理事「他の競技の選手と比べ、女子フットサル選手は自らで考え行動し、積極的に発信して女子フットサル界を「発展させよう」という意識が非常に高いなと思っています。選手自身で自発的に行動しようという気持ちが大事ですよね。」

 

⑤将来の女子フットサル選手へ向けてエールを

 

佐藤選手「引退セレモニー時にもお話しましたが、「努力は必ず報われるとは限らないけど、成功している人は皆努力している」という言葉が好きなんです。頑張ってもうまくいかないこともあるけど、成功するには諦めず努力を続けてほしい なと思います。思うようにいかないことも、皆で助け合いながら、しっかり目標をもって乗り越えていってほしいです。また、母親になったからといって自分の人生を歩んではいけないということはないと思っています。子どもが生まれたからと言って、自分の人生を諦める必要はなく、自分の人生をしっかり生きることで、その姿が子どもの夢や成長に繋がるとおもいますので、やりたいことを続ける女性が増えてほしいと願っています。」

JFA女子サッカーデー_さとまよ1

 

林選手「小学一年生からフットサルを始めて、つらいこともやめたいと思うこともありましたが、仲間がいるからこそ、乗り越えられたなあと思うので、そういう存在を大切にしてほしいなと思っています。子どもを産んだとしても、自分の人生なので、イマしかできないことを全力で続けてほしいと願っています。」

 

鈴木理事「自分の人生を、様々な周りのサポートも借りなながら、全力で競技を続けているなと感じました。時代もだんだんと変化し、女性だから・子どもを産んだからといって制限されることはないですし、環境を整えてほしいと主張するだけでなく、選手自身で自分の進みたい道を切り開いていくという力強さが大事だと思いました。お二人の貴重なお話しをお聞きでき、現役選手や未来の選手たちへ心強いメッセージになったと思います。本日はありがとうございました。」

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