日本女子フットサルリーグ

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日本女子フットサルリーグ2017 第5節結果

日本女子フットサルリーグ2017は、本日第5節の3試合を行いました。
 
ユニアオレディース 1ー14 アルコイリス神戸
公式記録
 
前節9得点を挙げ、快勝したアルコイリスが得点力を見せつけました。プレ大会で2位の成績を残していただけに、苦しいシーズンを過ごしてたアルコイリス。今季初勝利から中4日で迎えた今節も、積極的に攻撃を仕掛けました。江口未珂選手の先制点を皮切りに、前半だけでオウンゴールを含む5得点。

ハーフタイムを挟み、後半で巻き返しを図りたいユニアオでしたが、24分には齋藤有里選手が、26分には若林エリ選手が追加点。7点を追う展開。劣勢の中、森本ゆう子選手がミドルシュートを突き刺し、1点を返しましたが、その後仕掛けたパワープレーからも追加点を挙げることができません。攻撃の手を緩めないアルコイリスはパワープレー返しを含む7点を追加。先制点を挙げた江口選手は6得点と、女子リーグの1試合での最多得点記録を更新し、得点ランキングトップに躍り出ています。
 
さいたまサイコロ 5ー5 丸岡RUCK
公式記録
 
2試合目のこの試合は、劇的な展開が待ち受けていました。前半中盤までは、どちらもチャンスを作りながら、決めきれずに膠着した試合運びとなります。13分には、サイコロの吉川紗代選手がシュートを放ち、これが丸岡GK浅野樹選手の手をはじき、ゴールへと転がりますが、ゴールラインを割る手前で浅野選手がキャッチ。決定機を逃したサイコロは、その直後に失点してしまいます。16分には田中悠香選手のアシストから、高尾茜利選手がシュートを突き刺し、丸岡が2点をリード。そのまま前半を折り返します。
 
迎えた後半、2点を追うサイコロは立ち上がりからパワープレーを選択。しかし、この作戦がうまくかみ合わず、24分、25分と立て続けに失点。4点を追う展開に。28分、サイコロは吉川選手がミドルシュートを突き刺し、反撃に出ますが、直後に丸岡が追加点。点差を縮めることができません。再度4点を追う展開となったサイコロ。しかし、小野直樹監督が「選手たちに助けられた」と話すとおり、選手たちは諦めることなくゴールを狙い続け、32分には高橋彩子選手のアシストから吉川選手、つづく33分には初見尚美選手が得点を挙げ、点差は2点に。37分、高橋選手の得点で1点差へ迫ったサイコロ。しかしその後得点を挙げることができず、このまま試合が終わるかと思われた残り11秒。左のコーナーキックを得たサイコロはこれを高橋選手から初見選手と経由し、残り9秒で吉川選手がハットトリックとなる同点弾を決めます。このまま5ー5で試合が終了。最後の1秒まで戦いきった両チームに惜しみない拍手が贈られました。
 
府中アスレティックFCプリメイラ 0ー0 エスポラーダ北海道イルネーヴェ
公式記録
 
ホームタウンでのリーグ戦、この試合に勝利するとプレーオフ出場が決まる府中。しかし、それを阻止したのはここまで未勝利の北海道でした。多くの観客が見守る中、勝利したい府中でしたが、その緊張感からか序盤は北海道にペースを渡してしまいます。徐々にリズムをつかんだ府中は、波状攻撃を仕掛けます。しかし、今季2度目のスタメン出場となった北海道GK山本楓果選手がファインセーブ。ゴールを割らせません。どちらもチャンスを作りながら、決めきることができずに0ー0で前半が終了します。
 
迎えた後半、まずは府中がチャンスを作ります。船附ひな子選手のシュートは、北海道GK山本選手がセーブ。藤田実桜選手のフリーキックから船附選手のシュートも決めきることができません。対する北海道も、千葉愛選手と佐野川祐理選手の連携から府中ゴールを脅かしますが、得点にはつながらず。後半中盤には、船附選手が強烈なシュートを放ちますが、これは惜しくもポストに阻まれてしまいます。その後も両者チャンスを作りながらも決めきることができず、タイムアップ。今季初の0ー0、スコアレスドローとなりました。府中はこの試合でプレーオフ出場を決めることができず、北海道は女子リーグ参入後はじめての勝点1を手にしました。

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